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JASMについて

「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社」(JASM)は、専業ファウンドリビジネスモデルの先駆者であるTaiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited(TSMC)が過半数を出資し、熊本県に設立した子会社です。TSMCにとって日本初となる工場で、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社と株式会社デンソーが少数株主として参画します。半導体に対する世界的に旺盛な需要に対応することを目的に、22/28nmプロセスならびに12/16nm FinFETプロセス技術による製造を担います。

JASMのファウンドリは、2022年4月より建設を開始しており、2024年末までに生産開始をめざします。同ファウンドリでは、約1,700人の先端技術に通じた人材の雇用を創出し、月間生産能力は55,000枚(300mmウェーハ)となる見込みです。JASMは、市場のスペシャリティ技術へのニーズに応えるとともに、日本の優れた半導体人材を活用し、グローバルな半導体エコシステムの成長に貢献してまいります。

熊本から日本の
半導体エコシステムを推進

九州の熊本県に設立する新工場「JASM」は、12/16nm と22/28nm のチップを製造し、日本を含めた世界市場からの先端スペシャリティ・テクノロジーへの需要に対応します。300mmウェーハの生産能力は、月産55,000枚となる見込みです。

熊本に拠点を置くことで、日本のお客様により近い存在となり、世界的に高まるチップ需要に対応する一助となることを期待しています。自動車から家電まで、日本を代表する企業や産業の支援に貢献してまいります。

この取り組みは、 TSMCジャパンデザインセンターと3DIC研究開発センターに加え、日本の半導体エコシステムに対するTSMCの貢献の新たな一歩となります。

熊本は九州の中心にあり、豊かな技術遺産を持っています。この地域は、シリコンバレーに先駆けて、1990年代まで世界的な半導体の拠点としてその地位を確立していました。

九州には現在、日本の半導体企業の3分の1以上が集まっており、自動車部品メーカーも多く存在します。世界的な半導体需要の高まりに対応することで、九州、そして日本が世界有数の半導体生産地として発展することに寄与していきます。

熊本での生活

熊本は、過去と現在が融合した魅力的な街です。日本三名城のひとつを有し、偉大な小説家、夏目漱石ともゆかりが深い熊本は、豊かな文化遺産を持つ一方で、テクノロジーの中心地でもあります。

東京まで飛行機で約1時間半という近距離に位置し、人口約173万人の熊本県は、都市の文化や利便性と歴史や自然の美しさを兼ね備えています。サイクリングに適している阿蘇くじゅう国立公園や雲仙天草国立公園、数々の温泉にも車で簡単にアクセスできます。新幹線を使えば、鹿児島や福岡などの主要都市まで約50分、京都まで約3.5時間で到着します。

このように活気のある熊本に進出する企業はTSMCだけではありません。ファブが設置される菊池郡には、多くのIT企業が立地しています。新しいオフィスや工場が生まれると共に、新しい生活環境も生まれています。菊陽町の人口増加率は全国でもトップクラスとなっていますが、住居費は都心と比較して安く、子育て支援も充実しています。 熊本市中心部からは、JR豊肥本線で約30分となっています。

もともとの住みやすさに加え、これからのハイテク産業の拠点となるべく変化を続けており、さらに熊本への移住者は増え続けています。
※対象となる方に転居サポートがあります。